
しかし動作がモッタリ

OSもUbuntuより お気に入りのMint Cinnamonにしたい!
標準オンボード搭載のATI ES1000ではビデオメモリが32MB(SDRAM)しかなく
Webブラウジングですらもたつく状態です

Mint Cinnamonに至ってはGUI描画すらGPUでは対応できずに全ての処理をCPUがこなすので
とても使い物にはならない・・・
そこで思いついたのがグラボの追加

ちょうど手元にRadeon X700Pro 256Mがあったので早速チャレンジすることに

んがっ!!
ここで重要なことに気が付きました

このサーバー機、拡張端子のPCI-Expressがx1とx8しかないのです!!!
いずれもx8スロットなので、当然一般的なグラボのx16は物理的に挿さりません

そこでググってみると・・・
やはり ありました!荒療治が


どうやら50〜52番ピンをカットして無理やりx8スロットに挿すというもの(黒く塗った箇所)
本来のx16での能力は発揮できませんがx8で動作するとのこと・・・

端子をマスキングして100均の鉄ヤスリで削ります。
2〜3分程度で削れました

では早速動作確認!
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起動プロセスの表示はされますがOSが起動しない

色々と挿す場所を変えたりしてみましたが、どうやらOS起動プロセスで
コケてる感じ・・・
LinuxのライブCDを使い、Ubuntu、Mint、Zorin、Lubuntu、Zubuntu、Kubuntu、Puppy・・・
OSも色々と試してみた結果

唯一起動に成功したのがLinux Mint Cinnamonでしたが ご覧の有様

サーバー機が悪いのか
グラボが悪いのか
OSが悪いのか
特にUbuntu系のOSとRadeon系は昔から相性が悪いと言いますか、現在AMDはドライバサポートを
打ち切ってしまったし、やはりNvidiaのGeForceにするしかないのかな

そこで、職場の同僚宅に転がって?いるGeFoceを借りてきて再度チャレンジしてみました!
ちなみに、GeForceでも既知のトラブルとしてXウィンドウがコケる(ブラックアウト)という物があります。
案の定、Xウィンドウ起動時にブラックアウトしました

とりあえずの回避としては、GRUB(ブートローダー)の画面で「e」キーを押してquiet splashのところに
nomodesetを追記します。
これで必要最低限の標準ドライバを使用してOSを起動できます。
起動したらグラボを認識している事を確認しプロプライエタリのドライバを適用します。


Linux MintならGUIで簡単に導入可能です

再起動すればキレイに表示されるはずです

きたぁ〜〜〜〜〜ヽ(^o^)丿

ちゃんとドライバがあたりました♪
今回の目的はオンボードGPUではブラウジングすら困難なので表示をスムーズにすること
だったので、これで十分

GPU本来の能力を発揮させる為には別途CUDAの導入が必要みたいです

また、Nvidiaの場合デフォルトでnouveauというドライバが使用されます。
動作が上手く行かない場合にはこの標準ドライバを停止する必要があるみたいです。
ちなみに、HP Proliant ML310 G5Pの場合、グラボを挿すPCI-Expressの場所によって
起動しなかったり、起動しても上手く動かなかったり。
またBIOS上でオンボードGPUを無効にするとUbuntu系は動かなかったりしました。
更にBIOS上のIRQセッティングの所で他の類似拡張カードとのIRQバッティングがあると
起動しないこともありましたので、事前にBIOS設定を見直す事をお勧めします。
今回は借り物のグラボだったので、端子を削る訳には行かないので
PCI-Expressコネクタの方を削って物理的に挿せるようにしてみました



やっぱりグラボが載るだけで快適なブラウジングが出来、表示もキレイになりました

サーバー機に安価なグラボ増設、アリかも

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